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主にネタバレ&感想 ガン×2発売日直後は要注意 制作日誌もちょろり 無精なので出現率低し
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関東は午後からお天気回復です。
ようやく外に出られました春陽ですこんばんは。


と言う事で、いきなりバレ&感想をば。


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先週に引き続き、もぐりの医院。

軍からの追っ手をノシた後、早々に医院を後にしようとする面々。
買ってきたパンをほおばりながら、手配書をまじまじと読むエド。
赤コートと三つ編みで捜索されている事を知り、
しばらくの間、白コートに三つ編み無しで行動する事を決めた。
のんきにそんな事をしていると、背後から増援が到着。
エドワード達に対し、通路の先で武器を捨てろと大声で命じた。
銃を下ろせと言いながら威嚇する軍に対し、ダリウスと獅子獣の男は
指名手配犯だと知られていない事を良い事に、エドワードを人質に仕立て上げて逃走を図る。
「そんな小さい子を人質に取るとは卑怯者めぇぇぇ!!」
【小さい子】という単語に過剰に反応するエドワードを半ば力ワザで黙らせ、
張ったりが功を奏し、うまく切り抜ける事に成功した3人。
機転を利かせた医者夫婦が、軍の追っ手を引きとめている間に裏に逃げる三人。
しかし、そこにも軍の手が。
獅子獣の男は、先月号で気絶した軍人から窃取した銃で威嚇しつつ、
エドを小脇に抱えたダリウスに、足を確保するように命じた。
そこにうまい事居合わせた成金バカップルの車を強奪し、逃走を図る。
すぐ追っ手に追いつかれた三人だったが、エドの機転でうまく逃走する事に成功した。
その機転とは
【路地に入ったところですぐさまUターンをかまし、同時に外装を練成して全く別物の車に仕立て上げて逃走】
と言うものだった。
が、デザインセンスが崩壊しているエド。
ダリウスと獅子獣の男に『質素なものに作り変えろ』『いいから変えろ。頼むから変えろ。』と懇願され、
俺のセンスに文句があんのか!と言いつつ、エドは渋々外装を練成しなおした。
獅子獣の男に「さて、どこに行く?」と尋ねられ、アル達と合流する事を考えるエド。
「アルだったらどこへ行く?」
考えに考えたエドワードの答えは……?


         と言う話なのさ」  

場所は変わってリオール。
アルはホーエンハイムから込み入った告白を聞かされていた。
あまりに現実離れした話しに思考が追いつかないアル。
しばしの沈黙のあと「聞いてる?」という一言に過剰なまでに驚く。
「理解した?」と尋ねられ「奴隷が父さんで、賢者の石?」と簡潔に答えるアル。
「うん、そう。」と根本の理解度が間違っていない事を示したホーエンハイムだったが、
「ああ、そう。」というアルの返事を聞いてホーエンハイムは「……信じてないだろ」と困り顔。
そんな父に「十数年ぶりに会った父親にいきなりそんな告白されて納得するやつは頭がどうかしてる」と溜息。
しかし、アルの話は続く。
「だけど……ボクはどうやらその『頭がどうかしている奴』みたいだ」
「【ありえないなんて事はありえない】んだってさ」と。
父の突拍子もない話を受け入れられたのは、自分がこんな身体をしているからかもというアル。
アルは父に尋ねた「死なないってどんな感じ?」
いろいろ便利だけど、と前置きしつつポツリと本音を漏らす父。
「…友達が先に逝ってしまうのが嫌だな」
その父の発言を聞いて、アルもまた胸の内を吐露する。
「ボクも…夜に一人だけで起きているのが嫌だな」
なんだか似たような話に、思わず苦笑いをする2人。
アルはやっと理解する。
ここにいる父が、十数年前の写真となんら変わりない訳を。
ピナコの言う『昔からの飲み友達』の真の意味を。
「年寄りの言う【昔】って10年や20年前の話ではないだろ?」と。
父が言うには、ばっちゃんとは5~60年前からの知り合いらしい。
妻のトリシャとはピナコの紹介で出会い、一目ぼれだった。
「俺の一目ぼれ。 俺メロメロ。」
そんな言葉を臆面もなく吐く父に、真顔でこっぱずかしいこと言うなこのオッサンは、と小声で突っ込むアル。
しかし、そんな愛する妻、トリシャも先に逝ってしまった。
うなだれる父に、重くなった空気を換えようと、アルは話の方向を変えた。
賢者の石である男の分身である自分と兄は、果たして全うな人間であるのか?と。
ホーエンハイム曰く『核はあくまでホーエンハイム一個人』
賢者の石は魂と結びついているが、身体とは結びついていないらしい。
しかし、セントラルにいる【お父様】はホーエンハイムを模した皮袋のようなものと説明した。
【お父様】が会話に出てきた事で、いいきっかけだと思い、ホーエンハイムに練成陣の話をする。
国土練成陣と逆転の練成陣を見て、よく調べたと唸るホーエンハイム。
しかし、地下の通路を破壊する事に待ったをかけた。
そこを縄張り(守備範囲?)にするプライドが目を光らせているからだ。
急がないと錬成陣が完成してしまうと焦るアルに、
まだ【その日】ではないからとのんびり構えるホーエンハイム。
訳がわからないアルに「下ばかり見てないで上も見ろ」と言う父。
上には【空】と【太陽神レト像】が。
「あいつはその“来るべき日”を待っている」

中央地下
幾本ものケーブル走る地下を、傷だらけの身体で走るビドー
息を切らせて逃げるビドーの背後に、最強の盾が迫る。
容赦なく切りつけるグリード。
元気のいい獲物は退屈しのぎのもってこいだとご機嫌。
追い詰められたビドーは、自分を切りつけた右手が最強の盾に変化しているのを目にする。
右手の炭素変化、口調や笑い方、何もかもが自分の知っているあのグリードを髣髴とさせた。
思わず「グリードさん見たいなマネしやがって…」と悔し紛れに漏らした。
その一言にあっさり自分はグリードだと名乗ったグリードだったが、
外見が以前と違う目の前の二代目グリードに、ビドーは不信感を拭えない。
「欲深の?」と聞き返したビドーに「この世の物全て俺のもの」という二代目。
「金も欲しい、女も欲しい、地位も名誉も…」
「『この世の全てがほしい』!」
自分が言わんとしている事をズバリ言われて驚き、怪訝な表情の二代目。
動揺が隠せないのはビドーもまた同じだった。
「お前何者…」
そう言いかけた二代目の脳裏に、思い出しかけたのか、僅かにノイズがかったものが走る。 
「仲間の顔忘れちゃったのかよぉ!!」
必死に思い出させようとするビドーの言葉に、二代目はポンっと手を叩いた。
「悪いな。 それたぶん前のグリードだ」
何のためらいもなく、目の前にいるかつての仲間を血祭りに上げた二代目。
しかしそのすぐ後、脳裏にあのノイズが。震える血に染まった右手。
唐突に浮かんだのは、かつての仲間ドルチェットたち3人の姿。
そして、あの者の声が木魂する。
『ずいぶんと下衆に成り下がったもんだなグリード!』
『仲間に手をかけるとはどういう了見ダ? あァ?』 
内に捉えているリンの意識がグリードを攻め立てる。
それに呼応するようにかつての仲間達との記憶が脳裏に走る。
自分の記憶ではないと認めようとしない二代目に、リンはなおも続けた。
『ならばなぜぞんなに苦しム!!』
言葉を失う二代目。
そこに畳み掛けるようにリンが説く。
『仲間ってのは魂で繋がってんだヨ!!』
『魂に染み付いちまっているものをすすいで落とす事なんかできないんだヨ!!』
グリードの本質である魂が、リンの周囲で叫びを上げる。
『魂の家族を記って捨てやがっタ!! その手にかけタ!!』
『全てを手に入れんとする強欲が聞いてあきれル!!』
二代目グリードはビドーの亡骸を抱え、悲しみの咆哮をあげた。

大総統官邸
くつろぎの時間を過ごす大総統と婦人、そしてセリム。
しかし、その平和な空気が大きな物音で一変する。
サーベルを手に取る大総統、セリムを傍に置いて抱える婦人。
僅かにきしむドアを明けたのは、二代目グリードだった。
誰!?と声を上げる婦人に対して、ブラッドレイは静かに殺気を立てる。
唐突に戦いの幕が上がった。
自分の以前の記憶に翻弄され、混乱するグリード。
自分の記憶になぜブラッドレイが出てくるのかとラースに問う。
グリードの脳裏には、自分を追い詰めたあの記憶がよみがえっていた。
超人的な体術と剣術で戦うブラッドレイ。
そして、婦人に悟られないように触手を伸ばすプライド。
そんな殺気だった場が、婦人がティーカップを落とした音で一変した。
その音に動揺し、隙を見せたグリードがブラッドレイに押し返され、
首元をサーベルが切りつけた途端、最強の盾によってサーベルの歯が折れ飛んだ。
瞬間、ブラッドレイと切り交わしたリンの記憶と、ズタズタに切られたグリードの記憶が交わる。
居心地の悪さを食み、やり切れぬ表情で大総統官邸の窓を割り、逃走するグリード。
その後姿を、プライドの表情をしたセリムが眼光鋭く睨み続けていた。

エドと愉快な(!?)仲間達
アルと合流したい一心で、エドが考えたアルが行くであろう場所とは
以前傷ついたランファンやメイチャンを匿い、グラトニーに大穴を空けられた
セントラルに程近いあの郊外の古い小屋だった。
「オレには手に取るようにわかる!」と自信満々のエドだったが
「誰もいねーじゃん!!」とダリウスに思いっきりゲンコをお見舞いされる。
当てにならんと怒るダリウス。
合流するために北から必死に逃げた結果が空振りだとわかり、一同(と言うか2人)溜息しか出ない。
そのとき、獅子獣の男が怪しい匂いを嗅ぎ取った。
明かりを消し、身構える3人。
そこに現れたのは……!

「腹……減っタ…」

“グリード”ではなく【リン】だった。


*********************


エドと愉快な仲間たち(笑)
何気にエドが子ども扱いされてて笑えます。
ゲンコ!あの兄にゲンコ!!!
そして相変わらずセンスゼロどころかマイナス。
あのセンスは父譲り…ではなさそうだけど。
愛だけはたっぷりなのにな、役に立たないなぁテレパシー(爆)

でも、アルの天然は父譲りv
その上を行く本家本元の父。
年頃の息子の前で『メロメロ』とか言ってんなよーーーー(あははは~)
熱いなぁ、オッサン!んでもって可愛い。
そこに惚れたのかトリシャさんは(笑)
肉体は朽ちない。
でも、肉体は再構築されているだけで賢者の石ではない、ということ?
魂が朽ちなければ、肉体も朽ちる事がないと言うことなのだろうか?
『来るべき日』その日はいつなのか。
下ばかりでなく上も見ろとは?
レト教は偶像ではなく、意味のあるものだったのかしら……考えずらいけど。
でも、アルはすんなりと解りあえたみたいですね。
一筋縄でいかないのが、兄。
はてさて、どんな再会をするんでしょうかねぇ。

グリードとリンの見分け方は、左目が出ているときが【グリード】
右目が出ているときが【リン】って事でいいのかしらん、センセ。
切った事で記憶がよみがえって苦しむグリードですが、
一度溶かされて再構築されて記憶が消えたのに、
それがまた戻るのは、彼が強欲だからなのでしょうか?
それともリンが言うように『魂に染み付いた』ものだからなのでしょうか。
途切れ途切れの記憶に現れるラースに、本能的に復習の色を濃くするグリード。
何も知らない婦人が、作られたまやかしの家族だと知ったときどう思うのでしょうか。
それでも夫を愛し、息子を息子と愛するのでしょうね。
婦人の愛は深そうです。そして強い。

もう折り返し地点がかなり遠くなりましたが、ほんとうに本年度一杯で終るんでしょうか…?

メイチャンはどのように行動するの?
オリヴィエの今後の考えは?
ハボックは復活すんの?
ランファンとじい様は?
増田はいつトイレから出てくんの?
『扉を開けさせてみましょう』って、トイレのドアじゃねぇよなぁ!?

……いろいろな事をどうまとめるのかしらと気がかりです。
先生のことだから、物凄く旨いまとめ方をしてくれるだろうと
勝手に物凄く期待しているわけですが。
読み進めれば答えは出るのですが、作者の頭の中だけのものだとわかっていても
早く読みたい気持ちが先に出て、気ばかり焦る自分がいます。

来月にも期待!!
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